このたびの東日本大震災におきましては、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。震災から一ヶ月以上が経過し、被災地域によっては電気/ガス/水道/道路などのインフラも整いつつありますが、まだまだ過酷な避難生活を送られている方々が大変多くいらっしゃるなかで、非常に強い余震もあり、全く予断を許さない状況です。

避難生活も一ヶ月を超えて、避難所では風邪やインフルエンザ、肺炎などの集団感染のニュースも取り上げられております。改めて、体と心の両面からのケアが必要な状況であります。

このような状況の中、パーフェクトリー発売元株式会社オフィスイシガミでは製造元である株式会社富岡電子工業の全面協力のもと、東北地方の避難所の皆様に環境改善・健康管理にお役立て頂くため、パーフェクトリースプレーを各避難所等にお届けしてまいりましたのでご報告させていただきます。 また、今回のご報告を通して被災地以外の皆様にも少しでも現地の状況をお知らせできればと思います。

  • ■日程
    第1回 3月25日金曜日〜26日土曜日の2日間
    第2回 4月11日月曜日〜4月13日水曜日の3日間

    ■お届け先
    第1回 福島県郡山市災害対策本部、宮城県仙台市内
    第2回 福島県と宮城県の避難所等合計17ヶ所

    ■内容 衛生環境の改善にお役立ていただけるよう、パーフェクトリースプレー/パーフェクトリーゲルを2回に分けて、合計3,000本程を避難所に直接お届けし、使用方法をご説明させていただきました。
    ※ 今回は特に「トイレの臭気・衛生環境改善」「避難所内の空気の除菌」「うがい用除菌水」の3点を重点的にご説明させていただきました。

  • 商品のお届けに際しては、富岡電子工業はじめ皆様のご協力を頂戴いたしました。現地の皆様も大変お忙しい中、事前に色々と連絡をとらせていただき、無事にパーフェクトリーをお届けすることが出来ました。本当にありがとうございます。

    【第1回目にご協力いただいた皆様(配布スケジュール順)】
    [配送準備、配布先ご紹介]
    株式会社富岡電子工業 代表取締役 富岡高樹 様 [商品、搬送用トラック・燃料ご提供]
    株式会社アイバン 代表取締役 薄井文雄 様 [福島県商品提供先ご紹介]
    株式会社バイオサイド・ジャパン 環境事業担当マネージャー 野田徳司 様 [原料メーカー/ご同行]
    [現地ご対応窓口]
    郡山市 副市長 栗山邦城 様 [郡山市災害対策本部]
    郡山市保健所 次長兼総務課長 富田信行 様 [郡山市災害対策本部]

    【第2回目にご協力いただいた皆様(配布スケジュール順)】
    [配送準備、配布先ご紹介]
    株式会社富岡電子工業 代表取締役 富岡高樹 様 [商品、搬送用トラック・燃料ご提供]
    株式会社アイバン 代表取締役 薄井文雄 様 [福島県商品提供先ご紹介]
    [現地ご対応窓口]
    郡山市 市長 原正夫 様 [郡山市災害対策本部]
    〃 市長秘書 佐藤斉 様 [郡山市災害対策本部]
    福島県楢葉町災害対策本部 物資担当 佐藤 様 [会津美里町内避難所窓口]
    福島県楢葉町災害対策本部 衛生用品担当 玉根 様 [会津美里町内避難所窓口]
    福島県いわき市災害対策本部 保険衛生課 小針 様 [いわき市内避難所窓口]
    宮城県遠野郡涌谷町町民医療福祉センター センター長 青沼孝徳 様 [涌谷町医療施設ご担当]
            〃          副センター長 佐々木敏雄 様 [医療福祉センター窓口]
    宮城県亘理郡山元町災害対策本部 岩佐孝子 様 [山元町避難所窓口]
    有限会社寺嶋葬祭 代表取締役 寺嶋敏明 様 [山元町遺体安置所]
    宮城県亘理消防署総務課 佐藤きょうしろう 様 [亘理消防署窓口]

  • 2011年3月25日、26日
    ◯訪問先:郡山市災害対策本部、仙台市内

    ○状況
    第1回 福島県郡山市災害対策本部、宮城県仙台市内
    第2回 福島県と宮城県の避難所等合計17ヶ所

    郡山市市内は、一見するとあまり問題がないように見えましたが、建物などをよくみると壁が剥がれていたり、窓ガラスがなくベニア板を貼っているといった感じでした。また、自動車の給油待ちの渋滞が多く、避難所もまだ60ヶ所以上あるというお話でした。栗山副市長と富田保健所次長はじめ市職員の皆様へ活性化したパーフェクトリースプレー420本をお届け、使用方法や注意点をご説明いたしました。栗山副市長からは、市長にもお話をしておきます、と言って頂きました。 対策本部は非常に混雑しており、事前のご連絡がなければ物資引渡は非常に難しかったという印象です。

    仙台市内は、3月25日の時点では、ガソリンやガスといった燃料が滞っていました。市内にある企業様へ商品をお預けし、何かあればお使いくださいとお渡しをしました。(その後、仙台市内は少しずつ落ち着いてきているというお話をうかがっております。)


  • 2011年4月11日~12日
    ◯訪問先:郡山市災害対策本部、楢葉町災害対策本部 / 会津美里町内避難所7ヶ所、いわき市災害対策本部 / いわき市内避難所3ヶ所
    [楢葉町は福島原子力発電所事故の影響で、町民の皆さんが各地の避難所に避難されています。内陸の会津美里町に災害対策本部があり、災害対策本部のご指示により会津美里町内の7ヶ所の避難所を巡回しパーフェクトリーをお届けしました]

    ○状況
    郡山市は、3月に商品をお届けした際は水の出ない避難所もあり衛生環境の保全にご苦労されているというお話でしたが、その後はインフラが整い少しずつ回復してきているというお話でしたが、避難所ではまだ多くの方々が避難生活をされているようです。原 郡山市長にご挨拶させていただき、あらためて衛生環境の改善についてもお願いをさせていただきました。 会津美里町には福島原発事故の影響で楢葉町の多くの方々が、避難されております。各避難所では、風邪が流行っており非常に乾燥しているのでお困りということで、パーフェクトリーは非常に喜んでお受け取りいただきました。 各地の旅館等へ移られる方もおり、避難所によって徐々に状況が異なってきているようです。

    いわき市内にある避難所には他の地区から避難されている方が多くおり、一方でいわき市民の方々は別の地域に避難されるという複雑な状況でした。「いわき市内には、地元の避難者が多い所と他から来た避難者が多いところがあります。地元優先でお願いしたい。」という声もあり、正直驚きました。私共としましては行政区の区別なく、避難されている方々にお役立ていただきたいということで、いわき市内の人数が多い避難所を優先させていただきました。市内は、建物と地面がずれているところが多数あり、4月11日の強い余震では一時的に停電してしまったそうです。(福島県塩釜市以南ではその後も停電が続き水もストップしているという情報をいただきました。)また、いわき市内でも水が出ない避難所があり、トイレに流すための水を汲み置きされているところがありました。こちらでは、パーフェクトリーを利用した水の衛生管理方法をご説明させていただきました。

  • ※いわき市内では、災害対策本部の方々のご好意で避難所の空いているスペースに1泊させていただきました。 ホールの通路に皆さん雑魚寝の状態で、通路灯が落ちない中で人が始終通る場所での睡眠は非常に大変です。特に、プライベートスペースがないことのストレスは精神的に非常に厳しいと感じました。 市の職員の方々が交代で、受付等の業務をされており、パイプ椅子で仮眠をとられる状態でした。本当に頭が下がります。


  • 2011年4月12日~13日
    ◯訪問先:遠野郡涌谷町町民医療福祉センター、亘理郡山元町
    [涌谷町町民医療福祉センターは石巻近郊の避難所140ヶ所以上の健康管理を管轄されているそうです。また、山元町は津波の被害があり多くの方々が犠牲になっています。]

    ○状況
    涌谷町は地震の被害はあまりない地域ですが、町民医療福祉センターでは石巻市近郊の140以上の避難所の健康管理を担当されているというお話でした。センター長はじめ皆様、衛生管理の使用方法のご説明を熱心にご傾聴いただき、まずセンター内の病院・介護施設の衛生管理や汚物等の消臭除菌にお試しいただけることになりました。14日には佐々木副センター長が避難所を巡回されるということで、今後の避難所等の衛生管理に是非お役立ていただければと願っております。

    山元町は、地元出身の方のご紹介で避難所と地元葬儀会社、消防署へパーフェクトリーをお渡しすることができました。山元町避難所は600人程度の皆様が共同で生活されており、共同トイレの脱臭や衛生環境改善、風邪などの予防に是非使いたいというお話でした。 葬儀場の方のお話では、地震発生から時間が経過し、発見される遺体の状態が悪化しているようです。身元確認はDNA鑑定が多くなり安置所では長期間身元不明のまま安置されるご遺体が増えてきて、特に臭いの問題は深刻なご様子でした。 消防署職員の皆様はご自身が被災者であるにも関わらず、職務を全うすべく不眠不休で任務につかれているというお話でした。消防署員ということで、特別待遇を受けていると勘違いされることもあるようでご苦労されておりました。

  • 総括

    事前準備の際に、「避難所からの要望がないので、消臭 除菌剤は必要ありません。」というお返事をいただくことがありました。しかし、実際に現地を訪れてみると、「避難所単位で状況が異なる」「避難している方が思いつかないが必要なものがある」ということを強く感じました。

    また、震災から一ヶ月以上経過し様々な状況が発生していました。「被災者」「被災地」という一言ではくくれない段階にきているようです。津波の被害で、住んでいた場所になにも無くなってしまった方がいる一方で、原発の被害から住んでいた土地に当面戻ることができないとおっしゃる方がいらっしゃいます。 ただし、避難生活を余儀なくされてい方々は一様に「風邪・インフルエンザ等の感染」リスクにさらされています。

    今回商品をお届けできた皆様には遠慮なくパーフェクトリーをお使いいただき、少しでも清潔な環境をつくりだしていただければと願っております。また、今回私共で出来る限り現地に行かせて頂きご提供できる全ての商品をお渡ししてまいりましたが、今の私どもの力だけではまだまだ多くの方々に、安全に使える衛生用品をお届けすることが難しい状態です。今後は、より多くの方々のご協力をいただきながら、被災された皆様が少しでも健康にお過ごしいただけるよう活動をしてまいりたく存じます。

    今回は、富岡電子工業様をはじめとして皆様のお気持ち、ご協力があって現地をまわらせていただく事ができました。ありがとうございました。